片付けられない障害は存在する?

片づけができないことに関して、近年では、脳の障害ということが視野に入ってくるようになりました。
脳の障害は、症状の原因が脳にあるので、通常の人とは行動や考え方が少し違ってくることがあります。

片付けられない原因の1つ? ADHD/ADD

非常に注目され、話題になった症状の1つに、ADHDがあります。
また認知症なども、社会で話題になるにつれて、片づけができない症状の1つとして数えられるようになってきています。

このような症状があるのであれば、普通の人と同じ考え方で、片づけができるようになろうとすることは難しくなってしまいます。
上手く片づけをしていくためには、それに見合った支援が必要になるでしょう。

しかし注意しなくてはいけないのは、「片づけが出来ない=ADHD(注意欠陥多動性障害)/ADD(注意欠陥障害)」とは言えないことです。

このADHD/ADDというのは扱いが難しく、ある特定の行動や症状だけを取り上げて決め付けてしまうと、ほぼ全ての人がこの症状に当てはまってしまうことにもなります。

社会的に注目され、このような症状が大きく取り上げられてしまうことが多くなりましたが、片付けられない人を救うというよりも、障害によって片付けられない人たちをどんどん作り出してしまっている側面もあります。
何でもADHD/ADDのせいにしてしまうというのは非常に危険な側面を持っていることは、多くの人が自覚しておくべきことでしょう。

理解が広まる認知症

ADHDとは対照的に、認知症に対しての理解というのは、比較的正しい広がり方をしている面があるようです。

認知症の種類にもよりますが、脳の機能が変化してしまい、片付けなど日常生活の行動に支障をきたしてしまう場合があります。

ただ、認知症への理解の難しさは、頭では分かっていても、いざ直面してしまうと、それを考慮することができなくなってしまうところにあるのかもしれません。
片付けに対しても、認知症を理解し、正しい支援をしていかないと、認知症の人も支援する人もストレスを溜めてしまう原因になります。

片付けられないというのは、性格や習慣、生活スタイルなども影響してきています。
なんでも障害と決め付けず、正しい理解をしていくことで、本当に脳の障害によって片付けることが出来ない人たちへの配慮ができるようになると思います。

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