自分にあった片づけを知っている人は意外と少ない

  • きれいにしてもすぐに汚くなるから無駄!
  • どうせ汚くなるから、時間の無駄!

と考えてしまう人はいることでしょう。

ですが、なぜそのようになってしまうのか考えてみてください。
多くの場合、自分にあった片付けの仕方をしていないからと言えます。

部屋を片付けるというと、何もかも全てきっちり片付けないといけない!

と思いがちですが、ここは「機能的な部屋と社会的・一般的な部屋という要素が、バランス良く釣り合うように意識していく」ことが大切です。

例えば、「小物入れを買って、そこに一度は整理して入れたけれど、すぐにまた散らかすようなことになってしまう…」という場合、そもそも小物入れ自体が不要なものだったのかもしれません。
そして、小物入れに入れてたものを、もっと大きな箱や入れ物に大雑把に入れておいたほうが、出し入れが楽になり、意外と片付いてしまったりします。

ごちゃごちゃしている部分とすっきりしている部分の両方が入り混じっていることは、機能的な部屋の要素と社会的・一般的に見てきれいな部屋という要素のバランスが整っている証拠であるとも言えます。

書類を整理してもすぐに散らばってしまう場合、変にしっかりまとめたりせず、種類ごとに大雑把にまとめておいたほうが、使いやすくて、しかもきれいにまとまっていくことも多いです。

「楽にできる」ということが「片づけられる」に繋がる人は、結構いるのではないでしょうか。

一方で、細かく分けておいたほうが良いという人もいることでしょう。
その人はそれができる人なわけですから、細かく丁寧に分けておいたほうが、部屋がきれいになっていきます。

自分の性格や生活の仕方を考えて、部屋を片付けていくことが大切なのです。

片づけをした後に、ものがなくなる人

片づけをした後に、何をどのようにしまったかがわからなくなったり、いつもある場所にあるものがないことで焦ってしまう人はいることでしょう。

そのような人の場合、片付けたものは、逆に片付ける必要がなかったものという可能性もあります。
自分で使う位置を固定していたり、置く場所をしっかり決めていたものを、変に片付けてしまったことで、場所がわからなくなってしまうのです。

一度このようなマイナス体験をしてしまうと、「片付けることは無駄だ」と強く感じてしまうものです。
そうすると、片付け自体しなくなってしまい、機能的な部屋の要素が強くなりすぎて、社会的一般的に見てきれいな部屋とのバランスが取れなくなってしまいます。

行き過ぎると「汚部屋」になってしまうということです。

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