食材をまとめ買いできても、使い切れずに捨てていては本末転倒です。
このムダを防ぐためにも、事前の計画はしっかり練っておきましょう。
特売品を中心に大まかな1週間分の献立を
食材を使い切るためには、買い物をしながら大まかな1週間分の献立を考えることが大切です。例えばイワシが安ければ、1日目は刺身、2日目は天ぷら、その残りはつみれにするなど、イワシを中心に献立を考えると、使い切れないほどたくさん買い込んでしまうのを防げます。
在庫の量を決めておく
買いすぎに関してもう一つ気をつけたいのは、いくら特売でも在庫が大量にあるのに買い足したりしないことです。在庫の量を決め、足りないものだけを補うようにしないと、いくら底値で買っても賞味期限以内に使い切れなかったり、たくさんあるからと安心してムダ使いしたりすることになります。
食費ノートをつけて総額と栄養バランスを把握
1週間分のまとめ買いをしたら、その食費をすぐにノートにつけましょう。食材を「肉・魚」「野菜」「卵・牛乳・豆腐類」「米・パン・加工品」「おやつ」に分け、値段とともに書き込んでおくと、1週間の食費の総額はもちろん、買いすぎたものなどの内訳も一目瞭然なので、栄養バランスもしっかり把握できるようになります。
この食費ノートを見ながら1週間の献立を考えるわけですが、この時点で前の週から残っている食材を優先して使っていきます。献立を消化して食材を使い切るごとに、記入した食材に横線を引いて消していけば、食材をきれいに使い切れるというわけです。
「予定は未定」でOK
ただし、傷みやすい食材はできるだけ早めに献立に加えるなど、賞味期限には気をつけましょう。
また、作りすぎて料理が残ったり作らなくて食材が残ったりと、実際は必ずしも献立通りにいくとは限りません。きっちり予定を守ろうとするとストレスになってしまうので、あくまでも予定であるという余裕を持って臨むことが長続きの秘訣です。