料理を生の野菜から作ろうとすると、大量に使わなければならないうえに手間がかかってしまうものですが、こういうときは、むしろ缶詰を利用するほうが便利な場合もあります。
缶詰なら手間とコストを大幅カット
例えば、トマトはトマトソースを作って冷凍しておけばいろいろな料理にアレンジできるのですが、生を使うと、湯むきをしたり種を取ったりと面倒なうえにコストがかかります。コーンの場合も同じで、生のコーンからコーンクリームを作るより、コーン缶を使ったほうがうんと得なのです。
完熟だから青くささナシ!
トマトは、夏場の旬の時期でも3個で150円くらいしますが、缶詰なら1缶100円以下と、生と比べると断然お得です。火を通して作る料理ならわざわざ生を買う必要はないですし、丸のまま入っているホール缶でもダイス状になったカット缶でも、完熟トマトを原料にしているので、未熟な生のトマトより青くさくなくてむしろおいしいほどです。
トマト缶をたくさん仕入れたときは、トマトソースを作って冷凍保存しておくと、パスタやソテーした肉などにかけるソースとして使ったり、煮込み料理に加えてトマト煮にしたりといろいろ活用できるのでおすすめです。
ポイントは、欲しい分だけ取り出せるように小分けにしておくことです。製氷皿に入れてキューブ状にしてからジッパー付きビニール袋に入れておくと便利です。
ストックにはクリープタイプ
コーン缶も、やはり100円以下で手に入るなかなかあなどれない缶詰のうちの一つです。粒タイプが一般的ですが、作るのが難しい料理や、コーンスープなどのようにたくさん作ってストックする料理に使うなら、むしろクリープタイプがおすすめです。