「節約したい」「体重を落としたい」、この二大問題を同時に解決してくれるのが、わかめやひじきなどの海藻類の乾物です。
最も安いときなら1袋100円以下で買えますし、昔から「食べると長生きできる」といわれています。
カルシウムなどのミネラルが豊富で、コレステロールを低下させる作用もあるので、まさにヘルシーメニューにはもってこいの食材といえます。
ひじき・わかめのもどし方
わかめやひじきは、調理の前にもどしておく必要があります。
ひじきは砂やゴミが混じっていることもあるので、一度もみ洗いしてからきれいな水に20分ほど浸してもどします。もどすとものすごい量になってしまうので、1人分は乾燥した状態で約10gと覚えておきましょう。
わかめの乾物は、種類によってもどし方が異なります。緑色のものは熱湯処理済みなので、そのまま水に10分ほどつけてもどすだけでOKですが、黒褐色のものは熱処理がされていないので、一度熱湯をかけて緑色にしてから水につけるとおいしくなります。質のいいわかめほどもどったときの量が多くなるので、量の加減には注意しましょう。
ひじきはハンバーグや卵に混ぜても
ひじきは、油揚げやニンジンと一緒に炒め煮にするのが一般的ですが、サラダにしたり、ハンバーグのたねや卵に混ぜて焼いたり、炊き込みご飯に混ぜ込んだりという食べ方もアリです。
わかめサラダや若竹煮もおすすめ
わかめは、味噌汁や酢の物、スープなどに使うのが、毎日でも飽きずに食べられる定番ですが、さっぱりしたドレッシングであえたわかめサラダや、春先であれば、旬のタケノコと煮た若竹煮などの調理法もあります。
貧血女子にありがたい鉄分も豊富!
ひじきは鉄分も豊富なので、特に貧血気味になりがちな女性には、ぜひ積極的に摂っていただきたい食材の一つです。