寒くなってくると、なにかと風邪をひきやすくなります。
日本には保険制度があるので、3割負担で済みますが、それでも何回か行けば、それなりの金額になります。

また、中には保険がきかないモノもあるので医療費を甘く考えることはできません。
医療費は工夫次第で節約ができるのです。

賢い医療費の節約方法はコレ!

病院は診療時間内でも割高になる!?

病院は“時間”で料金が変わってくるということを知っていましたか?
早朝・夜間や土曜日の午後も診療時間を設けている一部の医療機関では、診療時間内であっても8時前や18時以降、土曜日だと12時以降に受診すると「夜間・早朝等加算」として500円の割高になります。

保険薬局の場合も同じです。
営業時間内であっても、19時~朝8時、土曜日は13時~朝8時の時間帯の調剤には「夜間・休日等加算」として400円割高になります。

ジェネリック医薬品で薬代だけでも安く!

仕事などが忙しくてこの時間帯にしか行けないという方はたくさんいると思います。
診察代はどうしようもありませんが、薬代は減らすことができます。

CMでもおなじみの「ジェネリック」を利用しましょう。

医療用医薬品には、新薬とジェネリック医薬品の2種類が存在します。
ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間などが過ぎた後に他のメーカーから製造・販売され、有効成分・効き目・品質・安全性が新薬と同じであることを条件に、国から認証されている薬のことです。

新薬の成分を使うため、開発費がかからず、低コスト・短期間でつくることができるので、安く提供できるようです。
これなら安心して飲むことができます。

ジェネリック医薬品を使う時は、病院の先生に「ジェネリック医薬品にしてほしい」と頼めば、もらうことができます。
ただし、先生が許可しない場合はもらえないので注意しましょう。

最近では言いにくい人のために、「ジェネリック医薬品お願いカード」というものもあり、それを受付に提出することで、希望を伝えることができるようです。

しかし、医師があまり処方したがらない場合や薬局に在庫がないのが現状です。そのことを頭の隅に置いて希望してみましょう。

確定申告で使った医療費が返ってくるかも・・・

1年間の医療費を計算したことはありますか?
1月から12月の1年間に家族で支払った医療費が10万円を超えた場合には、確定申告により所得税が払い戻されます。

支払った医療費などの領収書、給与所得のある方は源泉徴収書、印鑑などを用意して税務署で確定申告の手続きをすることができます。

また、通院のための交通費や治療や療養に必要なOTC医薬品も対象になります。
「ちりも積もれば山となる」で、医療費のかかった領収書は捨てずに、大切にとっておきましょう。

ガソリン代の節約  |  ムリなく幸せに!目標は月1万円の節約術  |  家賃の節約

【参考サイト】
医療費だって節約できる(2)|ベネッセウィメンズパーク
http://women.benesse.ne.jp/healthcare/pc/static/oyakudachi/oyakudachi04_02.html
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