絵本とママ本 ミーナの行進小川洋子 家族の愛の物語『ミーナの行進』(第42回谷崎潤一郎受賞作) 小川洋子さんの長編小説で、家族の物語です。 朋子は12歳の頃、1年間だけ岡山から神戸の叔母さんの家に預けられることになります。芦屋の大きな洋館で過ごすことになった朋子。そこには、自分と年の近いミーナという少女がいて……。 30年以上経った後に、朋子が回想する形で語られるこの物語は、朋子が芦屋の洋館で過ごす1年間の思い出... 2014年8月21日