段差のない構造にするための解決方法とは?

高齢者の身体的負担を軽減する住宅構造にするためにまず着手したいのが、住宅内の段差の解消です。

そこで、家中のあちこちにある段差の解消法として有効と思われるものをご紹介します。

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そもそも段差はなんのためにあるのか?

屋外と屋内の段差や、部屋と部屋との段差など、私たちの周囲にあるさまざまな段差は、高齢者や障がい者にとってはときに危険なものです。しかし、段差には次のような意味がちゃんとあります。

屋外との段差

大雨のときに住宅内に水が侵入しないため。

和室の段差

構造上必要なため。

洋室の敷居の段差

すきま風を防ぐため。

浴室の入口の段差

洗い場でよく水を使う日本人の習性のため。

つまり、どの段差にも存在理由があり、すべての段差をなくすことは不可能なため、できるだけなくす努力をし、無理なところは機械や器具を利用して補う必要があるのです。

屋外から屋内への段差の解決法

屋外から屋内への段差は、次の方法で解決できます。

スロープの設置

屋外から屋内までの距離が十分あれば設置が可能。段差が450mmの場合、1/15の勾配でのスロープ設置必要距離は7,200mm、さらに1,500mmの水平面が必要。

段差解消機の導入

上記の距離が確保できない場合の手段の一つ。省スペースだがコストがかかり、使い方の習得も必要。

洋室・和室の床段差の解決法

洋室・和室の床段差は次のように解決します。

和室を洋室に変える

畳を撤去してフローリングを敷きこみ、敷居を削って段差をなくす。

すりつけ板の導入

一種の小さいスロープで、気軽に購入でき、用途は幅広い。

建具の敷居段差の解決法

建具の敷居段差は、V溝レールを敷居の床面に埋め込めば解決できます。その段差はなければないに越したことはありませんが、あっても3ミリ以内になるようにしましょう。

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