何かと便利な冷凍保存。
特売日にまとめ買いした食材も、腐らせなくても済む冷凍保存のテクニックを身につけちゃいましょう。
お肉の冷凍テク
まずは一番身近なお肉です。
ひき肉
- パラパラになるまで炒める。
- 完全に冷ましてからフリージング袋に入れる。
- なるべく空気を抜いて冷凍保存する。
あらかじめ、炒めておけば調理がしやすくなりますね。
鶏肉
- パックから出してペーパータオルで包む。
- 軽く押さえるように肉の表面の水気を取る。
- 少量ずつラップに包み、フリージング袋に入れる。
- なるべく空気を抜いて冷凍保存する。
一番、傷みやすいお肉ですから、冷凍テクは身につけておくと便利です。
コツは「水気をとばして、密封すること」です。
野菜の冷凍保存
次に、どうやって冷凍保存するか迷う野菜を紹介しましょう。
キャベツ
キャベツを冷凍保存する場合、カットされているモノはあまり日持ちしないので、丸ごとのキャベツを買いましょう。
適当な大きさにカットし水につけて、そのあと水気をしっかり切り、冷凍保存します。
白菜
これからの季節は調理することが多くなりそうな白菜。
普通に保存する場合でも、丸ごとなら2週間くらい持ちます。
冷凍保存する時は、カットした白菜を固めに茹で、水気を切った後フリージング袋に入れて冷凍保存します。
トマト
トマトのヘタをとって、湯むきをして冷凍保存します。
煮物やトマトソースに使う用途ならば大丈夫です。
ニラ
よく水気を切って、カットしたらタッパーかフリージング袋に入れて冷凍保存します。
しっかり水気を切っておくと、かたまりにならないので小分けして使うことができ、とても便利ですよ。
こんなモノもできるの?
タマゴ
タマゴは冷凍に向いていないと思われるかもしれませんが、やり方によっては可能。
生タマゴを割って良くかき混ぜれば、密封容器で冷凍保存することができます。
食パン
賞味期限を過ぎてしまいそうなパンは冷凍保存してしまいましょう。
袋のまま冷凍保存すれば、1ヵ月は持ちますよ。
食べる時は、凍ったままトースターに入れても大丈夫です。
焼く時の時間も、ふつうの食パンを焼く時と同じように、いつも通りでOKです。
ショウガ
丸ごとの状態で冷凍庫に入れて、冷凍保存します。
使う時は凍ったまま、すりおろします。
カットして使いたい場合は、あらかじめカットした状態で冷凍保存するといいでしょう。
冷凍保存に向かない食材
中には、冷凍保存に向かない食材もあります。
タマネギ・じゃがいもなどは冷凍すると品質が低下してしまいます。
でも、正しい方法で保存すれば、長期的に使うことができますよ。
タマネギ
タマネギは、大きさによって保存しやすさが変わってきます。
大きいタマネギよりも、中玉~小玉のほうが長持ちします。
タマネギは玉のままなら常温で保存が可能なので、たくさんある場合は、大きいものから使っていくと良いでしょう。
カットしたなら、冷蔵庫で保存してすぐに使い切ります。
特に、新タマネギの場合は水分が多いためあまり日持ちしないので気をつけましょう。
じゃがいも
じゃがいももタマネギ同様に常温で保存しましょう。
光に当てないことが大切です。
光に当ててしまうと緑色になってしまい、味・品質が劣化するので気をつけましょう。
まとめ
このように食材には冷凍に向き・不向きがあるので、よく理解して上手に冷凍保存をしていきましょう。
冷凍保存する前に、食材の保存方法などを調べてみるのもいいかもしれません。