ついつい間食をしてしまう人にとって、スナック菓子はまさに大敵!
もちろんスナック菓子だけではありません。ケーキやジュースなど、油断をするとつい食べてしまう魅惑の食べ物が巷に溢れています。
その誘惑を断ち切るには強い意志が必要ですが、そんな覚悟を常に持っている人はなかなかいないでしょう。
つい気が緩んだ時やストレがたまった時などに、ついつい手が出てしまうのが、スナック菓子やケーキなどのおやつなのです。
一時の精神的なストレス解消には良いかもしれませんが、食べ過ぎは体には良くありません。
健康に気を遣いながら心身に余裕をもたせ、間食でのストレス解消も満足させられるように、お菓子をフルーツに変えてみてはどうでしょうか?
甘くて美味しいフルーツ
野菜とフルーツでどちらがおいしいか質問したら、ほとんどの人がフルーツと答えるでしょう。
- 甘味があり、ジューシーだから
- 手間がかからず手軽に食べれる
- 栄養価も高く、健康食品として利用できるか
実際にその通りで、フルーツは子供から大人まで幅広く愛されている人気の食べ物で、その栄養価も高いものです。
フルーツの甘さの源である「果糖」はエネルギーにもなりやすく、朝食にフルーツは最適。また緊急の栄養食としても重宝します。
フルーツの持つ栄養素はダイエット向け
そんなフルーツに含まれる栄養素は、ダイエットをサポートしてくれる機能もあります。
- 脂肪を燃やしてくれるビタミンB
- 内臓の機能を助け、代謝を上げてくれる酵素
これらは健康にも良く、ダイエットにも効果を発揮してくれます。
栄養素はフルーツの種類によってばらつきがあるので、色々な種類のフルーツを楽しむことで、よりバランス良く栄養素を摂取することができます。
スナック菓子やケーキの代わりにフルーツを食べれば、多少間食が多くても、不健康になったりダイエットの障壁になることは少ないでしょう。
なんでも食べ過ぎは良くない
体に良いと言われる食品を知ると、そればかり摂取してしまう人もいます。
ですが、どれだけ健康的な食品でも、どれだけダイエット効果がある食品でも、過剰に食べ過ぎれば、太ったり体に悪い影響が出てしまうでしょう。
病気を治す薬を考えてみましょう
薬を用量を守らないと、副作用が出てしまいます。これは食品も同じです。体に効くものは、過剰摂取をしてしまうと、逆に悪いものになってしまうのです。
フルーツも一緒です。食べ過ぎれば、やはり太る原因になります。どんなに消化が良くて体に良いものでも、運動をして消費しなければ、蓄積する一方だからです。
通常の食事もしっかりと
食事にフルーツを混ぜてバランスよく食べるのは良いですが、食事をフルーツだけにするのは良くありません。筋肉を作るたんぱく質が足りなくなり、逆に体調を崩してしまうでしょう。
肉、魚、野菜、そしてフルーツをバランスよく摂取し、機能的な食事を心掛けましょう。
ダイエットをしている人は、食事を抜くダイエットよりも、運動をするダイエットのほうが、強い体を作ることができます。代謝の高い健康的なダイエットを心掛けましょう。
フルーツを安く買うには?
スナック菓子をフルーツに変えるひとつの問題は、フルーツの値段か高いことでしょう。
少しでも安く買うには、やはり季節のフルーツを買うのがベストです。栄養価的にも旬のフルーツがオススメです。
すぐに食べられるなら、スーパーやデパ地下の半額品も狙い目でしょう。完熟していて美味しいし高栄養です。近所の果物屋さんと仲良くなっていれば、売れ残りを安く売ってくれるかもしれません!
他にもネットの共同購入や訳あり品を買えば、安くできます。また、道の駅や即売所で売られているフルーツは、店頭で買うよりも安い値段でしょう。
スーパーやネットで安売り・セール品を買ったり、大量に買うことで単価を安くすることもできます。ただし、食べきれずに腐らせてしまっては、かえって割高です。
フルーツの鮮度を保ち長持ちさせる保存方法は知っておくとよいでしょう。どうしても消費しきれない場合は、ジャムにするという方法もあります。
フルーツを長持ちさせる保存方法は?
オレンジやみかんのように日持ちのするフルーツもあれば、バナナのように腐りやすいものやリンゴのように鮮度が大事なフルーツもあります。
バナナは1本づつビニールに入れて密閉し、冷蔵庫の野菜室にいれると長持ちします。リンゴやナシは、新聞紙にくるんでビニール袋に入れて野菜室か涼しい場所で保管することで長持ちさせられます。
フルーツを冷凍すると、2〜3週間は持つようになります。ただ、解凍しても元に戻らないので、冷たいまま食べるかヨーグルトに混ぜて食べると美味しいでしょう。
フルーツの缶詰やドライフルーツはスナック菓子の代わりになる?
缶詰のフルーツは、シロップ漬けになっているのが問題です。カロリーが高くなるので、ダイエットには不向きと言えます。
栄養素に関しては、缶詰にする際の加熱により、ビタミンCと酵素が失われます。加熱で減少する栄養素以外は残っています。
ドライフルーツは、ビタミンCは失われますが、酵素は残っています。気をつける点は、漂白剤や砂糖や油脂を使っていないドライフルーツを選ぶことです。買う時に成分表示を確かめて、無漂白・無加糖・無油脂のドライフルーツを選びましょう。
生のフルーツは、60%~90%が水分です。そのため、ドライフルーツやジャムにすると、一度に食べられる量が増えるため、摂取できる栄養素の量が増えます。
つまり、生のフルーツから水分を除いたドライフルーツは、栄養成分が凝縮されて残るため、より栄養価が高くなり、少量でもたくさんの栄養を摂ることができるようになります。
たくさん栄養を取りたい場合は、ドライフルーツは効果的と言えます。ただし、ビタミンCが無くなっていますので、他で補給すべきでしょう。
ダイエットの観点で言うと、水分がたっぷり入っていて、満腹感が得られる生のフルーツのほうが適しています。
シロップ漬けの缶詰はやめておいたほうがいいでしょう。ドライフルーツはスナック菓子よりも健康に良さそうですが、たくさん食べ過ぎないように気をつけましょう。