過剰なきれい好きも問題に…

汚いということに関して、嫌悪感を持ったり、抵抗感を覚えてしまう人は多くいます。
だからと言って、あまりきれいにし過ぎるのも、時と場合によっては、人間関係に悪影響をもたらすことがあります。

人の生活の中には、不衛生な面はいくらでもあります。
しかし、それでも何も問題がないのは、人間の持っている抵抗力がそれら不衛生な面に十分に対応し、体に害を与えないように打ち消してくれているからです。

そのため、不衛生な部分も特に意識しすぎずに、生活をしていくことができるのです。
ただ、メディアや書籍、あるいは口コミなどで、「実は〜には菌がたくさんある」なんてことを知ると、途端にそれに関するあらゆることが汚く思えてしまうものです。

汚いということを過剰に気にしてしまうことは、体にとってメリットがあまりありません。
気にしなくても体が十分に対応できる範囲なのに、汚いからダメと思ってしまうなど、過剰に気にすることで余計なストレスを体に与えてしまいかねません。
それが原因で、私生活に支障をきたしてしまうことさえあるのです。

潔癖症や強迫観念というような精神的な症状として、それらが表れてくることもあります。先ほども紹介したように、人の生活の中は不衛生な面の方が多くあり、避けられないものです。
そのため潔癖症などになってしまうと、ストレスは非常に増えてしまうのです。

これら精神的症状はいろいろな原因に起因する場合が多く、きれいにすれば必ず治るというものでもありません。
そのため、原因を究明して精神的な余裕が出てくると、それまで過剰に反応していた汚れなどに対して全く動じなくなることもあります。

きれいな状況は望んでいきたいものですが…

とは言っても、きれいな状態はやはり、望んでいきたいものです。一定のレベルできれいなことは当然メリットがあります。
それが過剰なレベルになってはいけないということであり、また過剰にする必要がないということです。

ある程度の汚れや不衛生な面というのは、人間の抵抗力をしっかりと維持する上で大切であり、抵抗力を強めてくれる面もあります。

逆に、全く無菌の状態で長時間過ごしている人は、菌や汚れに対する抵抗力がない状態になってしまいます。
もしそのような人が一般的な生活(菌や汚れが普通に存在する生活)をしていくことになると、菌や汚れに対して無抵抗な体はすぐに異常を起こし、最悪の場合には死に至ってしまう場合もあるでしょう。

ある程度汚れた状況で生活をしていくというのは、健康の上で良い面があるのです。

清潔さが人の関係を壊してしまう時

片付けができないことが原因で人間関係が壊れてしまうこともありますが、逆にきれいさを求め過ぎて人間関係が壊れてしまうことだって考えられます。
清潔さにあまりに神経質になっていたり、ほんのわずかな汚れで注意してしまうとなると、大きなストレスになってしまうことでしょう。

清潔すぎて付き合いにくいというのは、恋人・家族・友人のどの場合でも、関係に亀裂が生じてしまう可能性があるのです。

潔癖症などが関わってきてしまうと、清潔に関するこだわりが尋常でなくなってしまうことがあります。それを周りにも求められると、一緒に居る人には負担になるでしょう。
「ちょっとくらい汚くても大丈夫、体への影響は少ない」と思うことができる精神的な余裕は、よりよい人間関係の構築にも大切なことだと思います。

何がきれいで、何が汚いのかの基準は、とても曖昧で個人によって差があるものです。
人間として、性格が良くてしっかりしている人でも、片付けの価値観が合わないと上手く関係を築けないこともあります。

片付けと人間関係というのは一見すると関係ないような気がしてしまいますが、その人の性格や習慣・生活環境を考えていった時に、大きな影響力を持ってくることもあるのです。
相性が良いかどうかを見極める際に、片付けに関する価値観を確かめ合っていく時間を作るのも良いかもしれません。

片付けは、暮らしていく部屋の状態に関わってくる問題です。
もしも一緒に生活をすることになるのなら、片付けの相性を見定める時間を作っておくことは、より重要になるでしょう。

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