女性が必ずと言っていいというほど悩んでいる体の悩み。
それは、「冷え症・生理痛」です。
これらは、入浴の仕方次第で緩和させることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
生理のときでも入浴しても大丈夫!
そもそも生理のときに入浴しても大丈夫なの?と思う方はいると思います。生理のときはシャワーですましているという方もいることでしょう。
ですが、それは間違いなのです。
湯船の中は水圧があるので、月経の血液が流れ出すことも、子宮内にお湯が入ることもありません。ですから、生理のときにこそ入浴して体を温めるべきなのです。
ただし、湯船から出る際に急に経血が流れ出ることがあるので、温泉や大浴場などは避けましょう。
生理のときの入浴法
寝込んでしまうほどの痛みを感じる人や、鎮痛剤を飲まないと我慢できないという方は、病気が原因でない限り、腰回りの冷えが原因で起こっている可能性があります。
生理中はぬるめのお湯で半身浴をして腰回りの冷えを取ることが、とても重要です。
つらい生理痛も入浴して体を温め、緩和させましょう。ただし、生理中はのぼせやすいので、熱いお湯に入浴することは避けましょう。
どうしても入浴できないときは、部分浴でも十分に温まります。
一番手っ取り早いのが、手浴です。
やや熱いなと感じるくらいの40~42℃のお湯を洗面器に入れ、手を浸します。
重要なのは、手首まできちんとつけること。
手軽にできますし、肩こりにも効果的ですよ。
冷え症を改善する入浴法
冷え症で悩んでいる女性は、とっても多いですよね。
冷え症は、血液の循環が悪いために起こる症状なのですが、自律神経のバランスが崩れているという場合もあります。
半身浴でじっくりと体の芯から温めることはもちろん、冷えが気になる部分に熱いシャワーを長めにかめ、それから冷たいシャワーをサッとかけることを交互に行い、温度差による刺激で血液を促しましょう。
ちょっと熱いお湯に3分ぐらいつかった後、冷たいシャワーを手足にかけ、またお湯につかるというのを4~5回繰り返すのも効果的です。
これは熱を吸収した血管が、冷水をかけることにより血管が収縮し、その熱を閉じ込め、温かさを保つという仕組みです。
これ以外にも、入浴中に足の指を動かしてみるのもいいでしょう。
足の指を開いたり、閉じたりして自律神経の活性化を促しましょう。
まとめ
生理痛や冷え症という悩みはつきないもの。
特につらい症状を抱えている人は、シャワーではなく、お湯に使って体をいたわりましょう。