本題に入る前に 年に一、二度程度ですが、友人や親族から交通事故の相談を受けます。しかし、相談した側は、大体肩すかしを食らったような顔をして、一応は「ありがとう」と言って帰っていきます。何故なら、知りたいことは「いかにして有利に立つか?」とか「出来るだけ賠償金を沢山得たい」といったことなのに、私が客観的なアドバイスしかし...
自動車保険の記事一覧
最も保険料に影響する補償 ダイレクト系損保でも大手損保でも、自動車保険を検討する際、ネットで保険料を見積もりしたことがあると思います。そこで、保険会社が用意した代表的なプランでもいいですし、細かにしていした自己プランでもいいのですが、車両保険があると無いとでその保険料に驚いたことはありませんか? 自動車保険はいくつもの...
とある罪深き一言 もう十数年前ですが、「24時間、いつでも駆けつけます!」という言葉で一世を風靡したCMがあります。自動車保険のCMで、こういった言葉を耳にしたらどう思いますか?事故に遭ったら保険会社の担当者が24時間、365日、事故現場に駆けつけてくれるような気がしますよね。 でも、保険会社はそういったサービスを行っ...
兼業代理店の主流 兼業代理店には色々なタイプの方がいますが、最も多いのがディーラーや整備工場といった、自動車の販売や修理に携わっている整備工場系と呼ばれる代理店ではないでしょうか。 プロ代理店が保険の専門家なら、整備工場系代理店は自動車の専門家です。なので、自動車保険に着目すると餅は餅屋と言っても過言ではないでしょう。...
代理店のイメージは? 自動車保険の代理店と聞いて、どういったイメージが湧きますか? 恐らく、多くの方がディーラーや整備工場など自動車に携わっている人を想像するのではないでしょうか?確かに、各ディーラーは漏れなく自動車保険の代理店業務を行っていますが、大きく分けて二種類の代理店が存在します。それは専業代理店と兼業代理店で...
復習しておきたいこと 今回は気が重くなる内容です。事故に遭ったときの対処についてだからです。 事故に遭ってしまうと、誰が悪いか別にして非日常的な精神状態になり、理知的に行動できないものです。しかし、運転者には事故時の義務があります。そこで、その義務を復習してみましょう。そんな義務知らない?いえいえ、教習所で教えられたは...
保険会社は保険金を支払うわけですが、請求された金額を「はい、どうぞ」と支払うわけではありません。 また、自動車保険の場合、法的に契約者が負うべき責任分を事故相手に支払います。事故相手が「パーツは全部交換しろ!」と過剰な請求をしてくると、保険会社が支払うとはいえ、悔しいという人もいます。そこで疑問です。 保険会社はどうや...
保険金不払い事件が生んだ風潮 2005年のことになりますが、保険会社の保険金不払いが発覚しました。その中には自動車保険も含まれており、これをきっかけにメディアの自動車保険を扱った特集のアプローチが変わりました。それまで「ここまで進化した自動車保険」や「最新顧客満足度ランキング」などが主流でしたが、「契約内容を理解し、ち...
自動車保険に加入する際、免許証の色を申告しますよね。最も事故のリスクが少ないと言われる35歳以上で最大10%の割引が適用されますから、優良ドライバーの特典と言えるでしょう。 ただ、何か違反をしてしまい、ゴールド免許からブルー免許に変わってしまったらどうなるでしょう?「告知義務違反って?」で通知義務違反にも触れましたが、...
使用目的の線引きは? 自動車保険のCMで「お車の使用目的が日常・レジャーだと、こんなにお得に!」といった言葉を耳にします。これは、たまに自動車を利用する人と毎日利用する人とでは事故のリスクが異なり、同じ保険料では不公平だからです。 業務 通勤・通学 日常・レジャー 現行、各保険会社は使用目的をこの3つに区分しています。...
新着記事
おすすめ