小さい女の子を子育て中のお母さんが「うちの子もこんな気持ちなのかしら」と考えてしまうような、子供の感性を描いた絵本を紹介します。 タイトルの通り、赤色が一番好きな女の子の話です。 最初の一文がとても印象的。「おかあさんったら あかのこと、なんにも わかってないんだよ」。赤い靴下に赤い上着、赤い長靴に赤い手袋……。赤色を...
絵本とママ本
絵本とママ本の記事一覧
強欲な「ざぼんじいさん」が登場する絵本です。 ざぼんじいさんはいつも、甘い柿をひとりじめ。そんなある日、ざぼんじいさんの隣に、「まあばあさん」が引っ越してきました。 ざぼんじいさんがまあばあさんにくれるのは、柿のへたや、葉っぱや、枝。柿の実はひとつもくれません。でも、まあばあさんはいつも喜んで帰って行きます。はてな?「...
新潮社から昭和42年に発行され、平成16年に73刷されているところからも分かるように、長い間多くの人に読まれているロングセラー本です。 女性が満たされて生きるためにはどうすれば良いのか。著者が離島に滞在した期間、女性の幸せについて考えたことが、静かな口調で語られています。...
1999年にターシャ・テューダーが全面的に絵を描き直した新版です。 クリスマスの前の晩、子供達はサンタクロースが来るのを楽しみにして、すやすや眠っています。物音を聞きつけて父親が起きだすと、白い雪が降り積もる中、八頭のトナカイがこびとのおじいさんを乗せてやってきます。...
本書は、時代は特定されていませんが、百年少し前の物語だそうです。 主人公の綿貫征四郎は大卒の学士であり、駆け出しの物書きです。主人公が、早世した学友・高堂の実家に「家守」として住まうところから物語が始まります。...
今の季節にピッタリの絵本をご紹介します。 恐竜のような表紙の絵が印象的ですが、実はこれ、大きな大きなサツマイモなんです。 この「おおきな おおきな おいも」という絵本は、実際の幼稚園での遊びからヒントを得て作られたそうです。芋掘り遠足が雨で延期になったことから、おいもを巡って幼稚園の子供たちの想像がどんどん膨らみます。...
上品で可愛い、大人が楽しめる切り絵の本をご紹介します。 北欧にならう かわいい切り絵は、前半がカラーページになっていて、後半には型紙や、作り方の説明が丁寧に載っています。 つぼみの形や、動物の親子の形をした切り絵のメッセージカード、贈り物をラッピングする際に、ちょっとセンスの光るお花や雪の切り絵など……。どの切り絵も素...
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