あやこは3〜4歳くらいの女の子。お兄ちゃんは小学生くらいです。あやこが自宅でおままごとをしていると、お兄ちゃんがこっそり部屋から出て行こうとします。「おにいちゃん、あそびにいくのね?わたしもいく」。でも、一人で遊びたいお兄ちゃんは、妹を連れて行くのが面倒なので嫌がります。それでもお兄ちゃんから離れたくないあやこは一生懸...
絵本とママ本
絵本とママ本の記事一覧
原ゆたかさんの「かいけつゾロリ」シリーズは小学生の低学年に人気の児童書です。文章と絵が半々で、絵本のようでもあり、コミックにも近いような印象の本です。絵本から小説に移行していく小学校低学年のお子さんに丁度読みやすいのでしょう。 主人公はキツネのゾロリ。その子分でイノシシのイシシ・ノシシも登場します。この3人が修行の旅を...
「だれか かくれているよ でてこい でてこい」。このフレーズが何度も絵本の中で繰り返されます。大きなみどりの葉っぱの中から出てくるのは「げこ げこ げこ」。カエルだね。次に出てくるのは何かな?あ、ウサギが出てきた! 動物たちのシルエットが様々な色で描かれます。中から何が出てくるのか、親子で楽しみながらページをめくってみ...
インドで両親を亡くしたメアリは、英国ヨークシャーの大きな屋敷に住む叔父に引き取られることになります。両親の愛情を知らないメアリは、何でも命令を聞く使用人達に囲まれて育ったために、わがままでひねくれた子供になっています。 叔父は屋敷には不在がちで、100も部屋があるような大きな屋敷で、メアリほとんどの時間を一人で過ごすこ...
これから赤ちゃんを出産するお母さん方のうち、授乳について詳しくご存じの方はどのくらいいらっしゃるでしょうか? 私はほとんど知識がないまま産んで、母乳育児に苦労した母親の一人です。授乳でこんなに苦労するなんて、想像もしていなかったのでびっくりしました。 この本には、授乳中に直面するさまざまな乳房トラブルについて、親切に分...
筒井頼子さん作で、林明子さんが絵を描いた絵本です。 「あさえ」に留守番を頼んで、お母さんが出かけてしまいます。そこにお昼寝をしていた小さな妹が起きてきます。外で一緒に遊ぶのですが、「あさえ」がちょっと目を離したすきに妹がいなくなってしまいます。 妹は絵から見て多分2歳くらいではないでしょうか。「あさえ」も4〜5歳くらい...
現在、子供が「はじめてのおつかい」を経験するのは何歳くらいでしょうか? 1977年に発行されたロングセラー『はじめてのおつかい』に登場する「みいちゃん」は5歳です。 赤ちゃんの牛乳を買ってきてほしいとママに頼まれたみいちゃん。責任感いっぱいで、さあ出発です! 途中で転んで100円玉を落としてしまったり、お店の人がなかな...
筒井頼子さん作で、林明子さんが絵を描いた絵本をご紹介します。この二人の作家さんはとても相性が良く、素敵な絵本がいっぱいです。 3〜4歳くらいの女の子「あやこ」が主人公。日曜日、今日はピクニックに行く日です。あやこは楽しみで待ちきれません。お母さんがお弁当を詰めるのを手伝ってあげようとしたり、お父さんのバックを準備してあ...
ハンス・ギーベンラードは疑いもなく優秀な子供でした。ハンスは周囲の期待を一身に背負い、猛勉強の末に神学校に合格します。神学校で首席を取るべく勉強に励むハンスは、天才的で、しかし教師から見れば問題児のハイルナーと出逢います。ハイルナーとの友情に引かれれば引かれるほど、学業から遠ざかる結果になったハンスは、次第に落ちこぼれ...
「小さな子どもとの毎日は、ハプニングだらけ」。子育て中のお母さん、お父さんなら同感でしょう。 子供がくずって泣き止まなかったり、外出先で騒ぎ出して大変だったり、車の中でぐずり出したり……。小さなお子さんを子育て中のパパやママは、しばしば大変な思いをします。そんなときに、子供を注目させるちょっとした遊びができると助かりま...
3〜6歳といえば、幼稚園で初めて集団生活を経験したり、小学校入学に向けて少しずつ文字や数へ関心を育んでいく時期です。 この本をおすすめするのは、子供に早くから勉強させましょうという意味ではありません。育児に悩んだり、不安になったりしたときに、気軽にパラパラやっていただけたらいいなと思ってご紹介します。 3〜6歳は集団生...
男の子が一人でおうちにいると、おばあちゃんから電話がかかってきました。 おばあちゃんのおうちに遊びにおいでと誘われたようです。でも男の子はおばあちゃんのおうちの場所が分かりません。「おうちの前の道をまっすぐ、田舎道をまっすぐ」行けば着くと言われた男の子。「このみちを まっすぐ まっすぐ」と言いながら歩き始めます。 とこ...