大きなあおむしの表紙が印象的なこちらの絵本、穴が開いた仕掛け絵本になっています。 卵からかえった小さな青虫は、お腹がぺっこぺこ。いろんなものをモリモリ食べて大きく育ちます。そしてさなぎになって、美しい蝶へ。見開きいっぱいの大きな蝶が色鮮やかで素敵です。 月曜日にりんごをひとつ、火曜日に梨をふたつ……というように、曜日や...
絵本とママ本
絵本とママ本の記事一覧
赤ちゃんはおむつをするのが当たり前、という常識を壊してくれるのがこちらの本『おむつなし育児』です。 赤ちゃんを子育て中のお母さんなら、このタイトルを見て「え!?」と驚かれる方が多いと思います。それほど紙おむつをつけるのが一般的になっているのです。 紙おむつが普及する前は、おむつが外れる時期は1歳代だったといいます。今で...
初めて子育てをする親御さんは、赤ちゃんが体調を崩したとき大変不安になるものです。 特に子供は小さいうちは熱を出したり、水ぼうそうなどの感染症にかかったりすることが多いものです。 今はネットですぐにいろんな情報が手に入りますが、1冊子供の病気に関する本を持っておくと安心です。 この本は、図書館の育児コーナーで他の本と比較...
さて、赤ちゃんが大好きな絵本をもう1冊ご紹介します。 表紙の絵とタイトルを見て、「これは何だろう?」と不思議に思われる方も多いでしょう。28×22.6㎝なので、わりと大きな絵本です。 「もこもこ」「にょきにょき」、「ぱく」「もぐもぐ」などの擬音語と、大胆で抽象的な絵を組み合わせた作品です。意味を考えるのではなく、音の響...
子供に絵本の読み聞かせをしたいと望んでいる親御さんへ、初めての絵本としておすすめなのがこちらです。 表紙に大きく描かれたまあるいお月さま。表紙は目をつむったお月さまが描かれていますが、裏表紙にはパッチリ目を開いたお月さまが舌を出しています。 まだ生後数か月の赤ちゃんでも、このまんまるお月さまには反応してくれます。赤ちゃ...
学校の授業では先生を怖がって何も覚えられず、クラスの子供達ともちっとも仲良くならない。いつも独りで、のけものにされ、皆からは「ちび」と呼ばれていた男の子。けれど、その男の子にはその子だけの、隠された才能がありました。 入学から5年経ち、6年生になった「ちび」。長い間誰も気付かなかった「ちび」の優れた才能に気づき、褒め、...
物語はこんな風に始まります。「むかしむかし、ずっといなかの しずかなところに ちいさいおうちが ありました」。 しっかり丈夫に建てられたこの「ちいさいおうち」が主人公です。場面はこのおうちを中心に、月日の流れが描かれます。 季節の移り変わりが美しく、のどかに年月が過ぎていくのかと思いきや、遠くにあった街の光が次第に「ち...
冲方丁が『天地明察』『光圀伝』に次いで執筆した歴史小説です。 主人公は清少納言。言わずと知れた『枕草子』の作者です。「春はあけぼの…」という有名な一文を覚えていらっしゃる方もいるでしょう。日本最初の随筆文学である『枕草子』がどういう経緯で書かれることになったか、それを物語にしてあります。 清少納言が仕えた中宮定子。その...
小学校の高学年〜中学生になったら是非読んでほしい児童文学が上橋菜穂子の「守り人シリーズ」です。 『精霊の守り人』にはじまる11巻の壮大なファンタジーです。 主人公は30歳の女用心棒バルサ。『精霊の守り人』では、新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを守るために戦います。 児童文学の主人公が30歳の女用心棒!?と意外に思われるかも...
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